気ままに虫とり

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生体の販売について思うこと

 オークションサイトで、生き物の生体が販売されているのを目にすることがあります。時には、数を減らし絶滅危惧種に指定されているような生き物も売られていることがあります。これは、乱獲といっていいことではないかと思います。

このことについて怒っている人をツイッターで見たことが何度かありました。貴重な生き物の販売に怒っている人たちは、全員が生き物を趣味としているような人たちでした。その人たちのツイートを見てみたところ、生き物の採集が好きで、採集した生き物の写真などを投稿されている方もいるようでした。その中には、珍しい生き物も含まれていたように思います。

僕はそれを目にして、この人たちは本当に生き物が脅かされること自体に対して怒ってるのかと疑問に思いました。つまり、彼らは生き物たちが乱獲によって脅かされることに本当に怒っているのかということです。

これは、僕がひねくれているからかもしれないですが、彼らは生き物が脅かされること自体より、自分たちの採集の楽しみが減ることに怒っているように感じられます。

本当に環境に対するダメージを気にするなら、採集を控え観察のみに留めるべきではないかと思います。規模が違うという意見もあるかもしれないですが、販売を目的としていない採集も環境にダメージがあることには変わりないと思いますし、そういう人たちは乱獲について怒る権利はないと思います。

 

僕自身としては、こういった乱獲は当然個体数を減らすこととなるので、良くないと思います。また、そのようにして売られている生き物を購入することも、同様に良くないと思います。僕も採集はしますが、採集も本当は良くない行為だと思います。それを分かっていてしているわけですから、採集を楽しむ時にも心の片隅に残る申し訳ないという気持ちは忘れないでおこうと思いますし、前述のような乱獲に怒る権利もないと思います。そして、どうしたら生き物へのダメージを抑えられるかを第一に、真剣に考え、やっていこうと思っています。