生体の販売について思うこと
オークションサイトで、生き物の生体が販売されているのを目にすることがあります。時には、数を減らし絶滅危惧種に指定されているような生き物も売られていることがあります。これは、乱獲といっていいことではないかと思います。
このことについて怒っている人をツイッターで見たことが何度かありました。貴重な生き物の販売に怒っている人たちは、全員が生き物を趣味としているような人たちでした。その人たちのツイートを見てみたところ、生き物の採集が好きで、採集した生き物の写真などを投稿されている方もいるようでした。その中には、珍しい生き物も含まれていたように思います。
僕はそれを目にして、この人たちは本当に生き物が脅かされること自体に対して怒ってるのかと疑問に思いました。つまり、彼らは生き物たちが乱獲によって脅かされることに本当に怒っているのかということです。
これは、僕がひねくれているからかもしれないですが、彼らは生き物が脅かされること自体より、自分たちの採集の楽しみが減ることに怒っているように感じられます。
本当に環境に対するダメージを気にするなら、採集を控え観察のみに留めるべきではないかと思います。規模が違うという意見もあるかもしれないですが、販売を目的としていない採集も環境にダメージがあることには変わりないと思いますし、そういう人たちは乱獲について怒る権利はないと思います。
僕自身としては、こういった乱獲は当然個体数を減らすこととなるので、良くないと思います。また、そのようにして売られている生き物を購入することも、同様に良くないと思います。僕も採集はしますが、採集も本当は良くない行為だと思います。それを分かっていてしているわけですから、採集を楽しむ時にも心の片隅に残る申し訳ないという気持ちは忘れないでおこうと思いますし、前述のような乱獲に怒る権利もないと思います。そして、どうしたら生き物へのダメージを抑えられるかを第一に、真剣に考え、やっていこうと思っています。
ナガレホトケドジョウ
今日は寒かったですねー。家から雪が降ってるのを見ました、これは僕の地域では年に数回のことです。
今日、ナガレホトケドジョウを採りました。こんな寒い日に採りに行く必要もないのですが、やりたいことはいっぱいあるので、今週末何もしないわけにもいかないなと思い、家を出ました。
場所は車で1時間ちょいの林。もともとは虫とりのために見つけた場所です。でもまあここでとった虫はムカデぐらいですね。この前オサムシを狙いダメだった場所です。
この林には小さな流れがあります。前に何かいないか覗いてみたことはあるのですが、サワガニぐらいでした。まあその時には網も持っておらずしっかりは見ていません。
ナガレホトケドジョウは僕がネットで見てかわいいなと思った魚で、淡水魚ガチ勢の先輩にどういうところにいるか聞いたところ、細い流れのだいぶ奥の方にいるということでした。それを聞いてこの場所が思い浮かんだわけです。
その林のある地域は僕の住んでいるところを北に上がっていったところなので、雪が積もっていました。しかし、今週末特に寒かったから積もっているだけで、別に冬はずっと雪が降るというようなところではないです。
網、魚の観察ケース、バケツを持ち、雪の積もった林内をその流れ沿いに進んでいきます。途中まで林道があり目印やコンクリートの橋などもあるので、誰か入る人がいるのか気になります。
15分程登ったところで始めます。落ち葉が溜まったところが結構あるのでそういうところを網ですくっていきます。姿は確認できず、さらに登りながら探していきます。それでも見つからず、生息情報を確認したわけでもないしここにはいないのかもなと思い始めました。しかし、そろそろ切り上げようかという心境になりながらも落ち葉を掬い、網の中の落ち葉を手でかき分けると、魚の腹が目に映ります。その魚の全体を見る前に、僕はナガレホトケドジョウが採れたと確信しました。バケツに移すと、ホームセンターの観賞魚コーナーにいたホトケドジョウそっくりの姿がありました。しかし、分布域、環境と外見の特徴から、ナガレホトケドジョウだと判断できます。感動しました。この魚は本当にいたんだという気持ちでした。
その後、すぐにもう1匹見つかりました。採れた環境はそっとしておくべきなので、ここで終わります。
ナガレホトケドジョウの写真です。
採れた環境です。
2匹は観察した後逃しました。飼育は難しいようですし、生きた姿を確認できたのでそれで十分です。
この魚との出会いは本当に感動的でした。非常に特殊な淡水魚で、魅力的だと思います。
もしこの記事を見て、ナガレホトケドジョウを見たいという方がいれば、参考になれば良いかなと思います。でも、本来人の目につかないところにひっそりと生きている魚なので、生息しているところを見つけても、そっとしておいてあげてください。
コメント待ってますので何かあれば気軽にどうぞ!
オヤニラミ
今年の夏のことなんですがオヤニラミ採集したんでそのことちょっと書きます。
僕はオヤニラミに憧れてました。自分で捕まえたオヤニラミを手に乗せたかったんです。
あ、ちゃんと在来のオヤニラミですよ!外来のものを採集して喜ぶほど馬鹿じゃないです。僕は。
こういう川です。
割と上流側のところで、流れが早くオヤニラミがいる雰囲気には見えなかったんです。
カジカ、シマドジョウ
あとヨシノボリとオイカワがとれた気がします。
このように、カジカなんかがとれたので、ここにはいないかなーと思いました。でも、魚とりを続けてると、流れがほぼないワンドがありました。ブッシュに隠れてたんで最初は分からなかったんです。
そこの岸側を網で探ると、2cmぐらいのかわいいオヤニラミとミズカマキリが入りました。興奮しました。ちょっと叫びました。
続行すると、すごい確率で網に入ります。個体数の多さを実感しました。
一番大きかったやつが僕の手に乗ってます。マジで感動モノでした。
念願のオヤニラミ、達成できて良かったです。ただ一つ気になったのは、狭い区域に個体が集中していたこと。もしここが何らかの要因で潰されてしまったら、そこにいたオヤニラミ達は全滅してしまうと思います。いつまでも、オヤニラミが生きていたあの環境が崩されないことを願います。
家の近くでオサムシ採集
オサムシ大好きなんですがちゃんと採集したことがなかったので、地元で採集できないかなーと思って11月に行ってみました。
1時間だけでしたが、良い結果になりました!
道の横の崖をバチヅル(ピッケルみたいな道具 ホームセンターで500円でした)で崩して越冬中の虫を採集します。
生えてる植物は竹がほとんどでしたが、採集できました。こういうとこにもいるんですね。
スジアオゴミムシ
ヤコンオサムシ(たぶん)
オオオサムシかもしれないです。判別方法ご存知の方いましたら良ければコメントで教えてくださいお願いします。
結果は、上記二種とアトボシアオゴミムシでした。もうちょっとちゃんとしたところにいったら種類も多くなるのかなー。でも、すごい楽しい採集ですね!マヤサンオサムシとかもとってみたいなと思っています。
淡路島
今日淡路島に虫とりに行きました。
セダカコブヤハズカミキリをとりたいなと思って行ったんですがとれませんでした...。原因はセダカコブヤハズカミキリをとりに行った経験が全く無いことと時期が遅めやったことだと思います。来年再挑戦しようかと思ってます!
とれた昆虫はセンチコガネとゴミムシ2種類(種類わからないからまた調べれたら調べます)です。淡路島のセンチコガネって結構面白い色なんですね!
写真じゃわかりにくいかな、黒っぽいんですけどブルーも入っててカッコいいです!